古本屋さんに行くといつも食に関する本に目が行くのですが、昔の料理本もそうで、この「子どもの料理」は愛にあふれたレシピがたくさん載っていて特に気に入っています。
レシピ動画なんて無い時代。 こういった昔の料理の本をパラパラと見ていると、 1枚の写真や1ページに収める言葉にも魅力的にそしてわかりやすく伝えようとする工夫が見て取れます。
この本を見て子供の喜ぶ顔を思い描きながら料理を作ったんだろうなとか 色々と想像するのですが、何よりも一冊の本を買ってまでして子供のために料理を作ろうとするその気持ちや気概に本という存在の大きさを感じます。
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今年の大型連休は帰省もせず、もっぱら自宅で片付けや掃除、そして読書に勤しんでいるのですが、 もともとインドア派なので外出できないことが特に辛くはないのが幸いなところです。運動不足に加速がかかりそうですが、たくさんの本を読みたいな、と思っています。
(き)