木もれ日通信vol.4〜2021年古本市開催日が決まりました〜

お久しぶりになってしまいました!木もれ日通信Vol.4をお送りします。
【↓当記事の文末に木もれ日通信Vol.4のリンクを貼っています↓】

今回は、今年の一箱古本市の開催日のお知らせ&実行委員によるコラムを掲載しています。ご覧いただければうれしいです~^^

〜今年2021年の一箱古本市の日程が決まりました!〜
■開催日:2021年10月2日(土)※雨天の場合は3日(日)に延期
■開催場所:戸越八幡神社 境内
■出店について:出店者の募集は8月頃からを予定しています。ブログやtwitter等でお知らせします。
■お問い合わせ:戸越八幡神社一箱古本市実行委員 hitohako@togoshihachiman.jp

世の中はまだコロナ禍ではありますが、当古本市は会場が神社の境内、オープンエアでもあるため、対策・注意をしながら開催したいと考えています。
また、現在神社は御鎮座五百年御社殿改修記念事業を実施しています。そのため、境内の工事の状況に応じて、会場レイアウト等が例年とは異なる場合もあります。

状況に応じて、中止等させていただく場合もあります。
都度検討して、情報をブログ・SNSで発信します!
今年の戸越八幡神社一箱古本市は5回目の開催となります。
みなさまのお越しを心よりお待ちしています

木もれ日通信Vol.4:PDF版

木もれ日通信vol.3

すっかりご無沙汰してしまいました。
2021年になって早3ヶ月目!
今年は、第5回の古本市をなんとか開催したいと願っている実行委員一同。
神社の改修も始まり、工事の様子にも目が離せません!?
10月に皆さまとお会いできることを楽しみにしています!!

木もれ日通信第3便を発行しました。
ぜひご覧ください^^

木もれ日通信第3便 ←PDF(新規タブで開きます)

木もれ日通信Vol.2

めっきり寒く冬らしくなってきました。気付いたらもう2020年も年末です。

年内に木もれ日通信第2便、できました!!

今回は「豆本」特集です。毎年神社で古本市と同時開催している一部屋豆本市。

日本豆本協会の田中会長にインタビューさせたいただいたり、たくさんの豆本作品を見せていただき、豆本の世界を木もれ日通信でもご紹介できればと思い、まとめました。

直近で開催予定の豆本イベントのお知らせもあります。
是非ご覧ください!

もっと解像度の高いファイルはこちら↓
木もれ日通信vol.2-1
木もれ日通信vol.2-2
木もれ日通信vol.2-3

木もれ日通信Vol.1

今日、10月10日(土)は本来なら第5回戸越八幡神社一箱古本市が開催されていた日です。残念ながら今年はコロナ禍のため中止と致しましたが、気を取り直して来年の古本市に向けて、このブログを通して盛り上げていきたいと思っています!

今日は、その第1歩としてデジタルフリーペーパー「木もれ日通信Vol.1」を作成しました。神社の近況や本にまつわるちょっとした話題をまとめました。実行委員のつぶやきも、このブログではなくわざわざフリーペーパーに盛り込んでます(笑

題名はもちろん、戸越八幡神社の参道・境内の木々の木漏れ日をイメージしています* ぜひご覧ください。これから時々フリーペーパーも配信します!

木もれ日通信Vol.1-1
木もれ日通信Vol.1-2

第5回戸越八幡神社一箱古本市TOGOSHI2020の中止について

2020年10月10日(土)に予定していた第5回戸越八幡神社一箱古本市TOGOSHI2020ですが、新型コロナウイルスの感染が広がっている状況を考慮し、今年は残念ながら中止とすることにいたしました。

5周年を目前に実行委員としても忸怩たる思いではありますが、気持ちを切り替え、来年の古本市の開催に向けて準備を進めていきたいと思います。

なお、今年の古本市イベント自体は中止となりますが、オンラインで継続的に何かしら発信していきます!

ブログを中心に賑やかにしていきたいと思いますので、ぜひ時々チェックしてみてくださいね。

戸越八幡神社一箱古本市ブログ https://togoshihitohako.com/

赤ちゃんの絵本

ステイホームの4連休なので、またのんびりと…本の話題を投稿していきたいと思います。

わたし自身の読書は、お仕事とベビーの相手で毎日が過ぎ去っていく中で、しばらく遠ざかってしまっています(涙
ゆっくり読書タイムが恋しい今日この頃。
育休中はメルカリでポチポチ、ハマっている作家の本を見かけたらすぐに購入して読みあさったりため込んだりしていたのですが…。

今日は赤ちゃんの本について。
友達がたまたま2冊買っちゃって…と言ってくれたのがsassyの赤ちゃん絵本「ちゃぷちゃぷ」でした。
ビビッドな色使いと、リズミカルな言葉がすっかり気に入ったようで、泣いている時にこの本を取り出すとニッコリ笑顔に。
これに味をしめた母は泣き出すと「ちゃぷちゃぷ」を繰り返しているうちに、丸暗記してしまい…
今では本がなくても、「ぷっかぷっかかめさんす〜いすい♪」を口ずさむとベビーはニッコリです。
刷り込みってすごい!笑

ページが厚くて折れにくいし、角がちゃんと丸まっているので安心です。
手触りがツルツルしているのもベビーのお気に召すようで、ひたすらキュッキュと触っています。

sassyの赤ちゃん絵本、たくさんシリーズがあって、どれもカラフルで可愛くてコンプリートしたい欲に駆られます。
もう少し成長すると、この絵本で見た動物や食べ物の名前と形がつながってくるのかな〜
まだまだ全然話せませんが。

本当はいろいろなところにお出かけに行きたいけど、安心してお出かけもできない状況なので(TT) たくさん絵本を読んでベビーにも本好きになって欲しいなとおもう母です。

(ま)

About Togoshi Hachiman Shrine.

いつかまた、たくさんのお客さまを海外からお迎えできるようになることを願って、戸越八幡神社と戸越八幡神社一箱古本市について、英語で紹介文を作成しました!

Across Edo
If you go to Jojuan, the source of clear water
Wishes always come true.

It is said that the place name Togoshi is derived from this old poem.

Going to Soan (Jojuan), the origin of Togoshi Hachiman Shrine, had a reputation for fulfilling your wishes in a moment.
The poem is also a tribute to that.

Togoshi Ginza Shopping Street is a lively mall famous for being one of the longest in the Kanto region. As you pass through it and go up Shimizu-slope, Miyamae-slope and Hachiman-slope, you will find yourself in a space full of trees.
Togoshi Hachiman Shrine is waiting for you there with a gentle appearance.

The current shrine structure was built in 200 years ago and restored in 1866 (Ansei 2). 

The Honden (main hall) and Haiden (worship hall) are Wayo (Japanese)-style and have Irimoya Yane roof made all with cypress.
They are valuable buildings with delicate styles and elaborate sculptures, but need to be repaired because 150 years have passed since their construction.

The area where the shrine is located is designated as a Shinagawa Ward Fireproofing 10 year Project, through which incombustibility will increase.

In addition, based on a city planning, a major road that crosses the Togoshi Ginza shopping street will be constructed.
The state of the town is likely to change in the coming decades.

What should be the relationship between communities and shrines?
Perceptions about that have diversified in recent years.

Among shrines around the country engaged in various initiatives, Togoshi Hachiman Shrine hopes to strengthen its ties with the community.
Moreover, we will explore new ways to welcome people from all over the world.

One Box Book Fair at Togoshi Hachiman Shrine is an event held as one of those attempts.

Using the approach to the shrine with refreshing grove of trees and the space in front of Kagura Hall (Kaguraden), this event creates new encounters and communication through a box of secondhand books.

We hope that this book fair will be a catalyst for connecting books and people, people to people, and people to Togoshi Hachiman Shrine.

What is “One Box Book Fair”?

一箱古本市とは?English版解説を作成してみました!

What is “One Box Book Fair”?

It is an one-day event to enjoy pretending a bookshop, where many vendors bring secondhand books in each one box.

A name of the shop, selection of the books and the selling method are totally free.

Enjoy communication with visitors and other shop owners. Even if this is your first time participating in a book fair, we believe it will be a great experience!

The prototype of this book fair is “ Shinobazu Book Street” in Sendagi TOKYO 2005, and its successor events have been held in many cities nationwide.

One Box Book Fair at Togoshi Hachiman Shrine is one of them.

実行委員ブックリレー7

わたしは専ら人に薦められた、もしくは人が薦める本に手を出すタイプです。 手を出す、というのは、手に入れるものの全部読む訳ではなく、積んであるのも多いから・・・手に入れて満足することがしばしばです。


中学生の時の物理の先生が変わった先生で、わたしが大学生の時に突然送ってくれた本が「蝉しぐれ(藤沢周平著)」でした。 この本が、藤沢周平小説を読み漁るきっかけになった本です。


江戸時代、とある地方の 藩が舞台で・・・ 近所に住む 文四郎 と ふく はやがて大人になり、人の親になる。 物語の最後に残るのは蝉しぐれの余韻。


一番始めにこの本を読んだのがどんなシチュエーションだったか忘れてしまったけど、 まさに夏休み、真夏の蝉の大合唱を聴きながら・・・ というような気がします。 秋に向かって命を燃やしながら・・・ちょっと切ない。。

藤沢小説にどハマリし、その小説の多くの舞台である海坂(うなさか)藩のモデルである山形県は鶴岡にひとり旅したのでした。  学生ひとり旅で市内の寂しげなビジネスホテルに泊まったのをよく覚えている。

次にいくときは 坂茂設計の水田ホテルに泊まってみたい・・・。

早く、安心して蝉しぐれの世界、海坂藩を再訪することができる世の中になりますように。

(ま)

実行委員ブックリレー6

「花は泡、そこにいたって会いたいよ」( 初谷むい /書肆侃侃房 )

穂村弘のエッセイを読んだことがきっかけで短歌に興味を持ち、以来気になった歌人の歌集を読むようになりました。2年くらい前にSNSでものすごく評判になっている北海道の歌人がいると知り、帰省の際に買い求めたものです。

言葉の切り取り方や選び取る力、またそれを繋げる感覚と言えばよいのか、そこのセンスにすごく惹かれ、穂村弘や山田航の短歌に出会った時と同じものを感じとても衝撃を受けたのを覚えています。

短歌に詳しいわけではないので、もっぱら自分が好きかどうかでしか歌集を買ったり読んでみたりということはしないのですが、現代の歌人たちはある程度大人の年齢になってから短歌を始めた人が多いような印象があります。
色々な人生経験を経てきたからこそ生まれた歌なのだろうなと思うけど、もっと若い頃、例えば高校生や大学生の頃だとどういう短歌を作っていたのだろう、見てみたいと思うことがあるのですが、この著者は進行形で高校・大学とその時代時代にリアルタイムで短歌を作っていて、そこに触れることができた貴重な歌人でもあります。

これからいろんな経験を重ね、どのような作風になっていくのかとても楽しみです。
(き)

変なめがねやめてあなたは東京へ あのめがねもうかけないんですか