古本と夏

夏の古本市といえば、京都の下鴨神社で行われれる「下鴨納涼古本まつり」を思い出される方も多いのではないでしょうか。
8月の京都、暑そう…と思いつつも「京都」「神社での古本市」「納涼」これらの言葉にぐっと心が惹かれます。

そもそも「納涼」ってどんな意味だろうと調べてみると
“暑さを避けて涼しさを味わうこと。すずみ。”
とありました。

戸越一箱の会場である戸越八幡神社は、周りが大きな木々に囲まれていて その木陰があるからか、境内に入ると基本は暑いながらも日差しがやわらぎ涼しく感じるのですが、 このことを思い出しこれってまさしく「納涼」だなと、すっと腑に落ちる感覚がありました。

今回の戸越一箱は開催が7月27日(雨天時は8月3日)と真夏の開催のため、
十分な暑さ対策が必要なのはもちろんなのですが、
涼を納め(すずみ)に戸越八幡神社へお越しいただけると幸いです。

(き)

知り合いは人間だけじゃないんです

戸越八幡神社、ソファもあるしパラソルもあるし、ゆったりした音楽も流れてるし、休日にはこだわりの珈琲屋さんもいるし。
実は、ちょっとした輪投げもできたりするし、ガラスケースには貝殻合わせも飾られているし。



ちょっと商店街に買い物の用事があるのだけれど、神社の中を通っていこうかなと思ったとしたら、その光景に、思わず買い物を忘れて一休みしてしまうかもしれません。
事実、休日には多くの人が訪れていて、なんだかとっても賑やかなのです。



でも、一箱古本市を始めた頃は、こんな感じではありませんでした。
いえ、ソファもパラソルもありました。基本的には、あまり置いてあるものに変化はないように覚えています(数は増えましたが)。



それなのに、雰囲気がとても明るくなった気がします。
賑やかで明るいのに、もちろんそれはお祭り騒ぎというようなものではなく、あくまで静謐さを併せ持っています。
一度ソファに座ると、なんだか動きたくなくなるんです。木陰が気持ちよくて、ぼうっとしてしまう。静かな気持ちになっていく。



猫も二匹、住みついていて可愛がられています。
人が少ない時にふらっと現れて、すたすたと歩いています。
この子たちとも、長い付き合いになりました。



第四回 戸越八幡神社一箱古本市 2019年7月27日(土) 14時~18時
               ※雨の場合は8月3日(土)

出店者様の募集開始は6月15日(土)10時からの予定です。

(さ)

夏の到来!?と神社

5月なのに真夏のような暑さが続きました!

7月末はいったいどれだけ暑いんだろう!?とビクビクです。

神社の境内で打ち合わせをしようと、熱射照りつける道路から一歩、山道に入ると木陰が涼しい!境内のソファに座っての打ち合わせは、暑いながらも日陰があって快適でした。

今年の古本市はどんな感じにしようかと、まだ実行委員で想像を膨らませているところです。

途中で、神社の禰宜さんにもお話を聴く機会もあり、改めて、あと6年で神社御鎮座500年にもなるということや、今後の神社のこと、より気軽に立ち寄ってもらえる、利用してもらえる、くつろいでもらえる神社にしたいという思いをお聞きすることができました。

最近、戸越に新しいカレー屋さんができたと耳にはさみ、早速行ってみました。

SPICE DELI 戸越公園駅近くのお店です。4/28にオープンしたばかりのよう。

スパイスが効いた本格カレーを、暑い道端のパラソルの下でいただきました。美味しかったです。

レトロな雰囲気漂うマンションの1階にぽこっと突き出した店舗です。

いよいよ6月、6月15日からは戸越八幡神社一箱古本市の出店者募集が始まります。

応募フォームはこのブログにて、リンクを作成する予定です!

(ま)

西千葉の一日

こんにちは

今日は 実行委員3人で「西千葉一箱古本市」へおじゃま(出店)してきました。 気温も20度前後と心地よく絶好の一箱日和でした。

会場のhellogardenさんはJR西千葉駅から5分ほど歩いた住宅街にある不思議な空間でした。屋根の無いちょっとした広場のようなスペースの奥には菜園が、手前側がイベントスペースとなっており、毎週末何かしらのイベントが開かれているようでした。一見どこにでもありそうな空き地が地域のコミュニティスペースとして活用されている様子にとても興味を持ちました。

10時30分の開場から徐々にお客さんが集まり出し、穏やかであながら終始お客さんが絶えず、出店者さん同士の交流もあり楽しい時間でした 。
個人的には今回初めて一箱古本市に持って行ったスケバンの本と有毒魚の本、あと木版漫画が旅立っていったのが印象深かったです。

古本市の終了後は夏葉社さんとおんせんブックスさんのトークショーとなりました。つい先日「90年代の若者たち」を読み、同世代でかつ表紙に書かれた缶コーヒーをいつも飲んでいた私は興味深く話を聞かせていただきました。
特になぜこのタイミングでこの内容の本を出したかというところはとても納得がゆくというか、夏葉社さんを始められてからの10年があっての今なんだなと深く思った次第です。

西千葉一箱古本市は主催のkamebooksさんの事前の活発な告知活動をみてとても参考(というかすごいなあと)になりました。 
私たちも少しずつできる範囲ではありますが、たくさんの方に戸越八幡神社一箱古本市のことを知ってもらい、出店や足を運んでもらえるよう工夫しながらやっていきたいと思います。

というわけで、第4回戸越八幡神社一箱古本市の募集開始は6月15日土曜日10時~を予定しています。 
応募方法や詳細は準備が整い次第、本blogやtwitter、facebook等のSNSにて告知いたしますので今しばしお待ちいただければと思います。

(き)

一箱古本市で会いましょう

今日は、知り合いの古本屋さんでもある老夫婦のお宅にお邪魔しました。


玄関をあけたところの廊下から、山積みの本に出迎えられ、本でぎっしりと埋まった部屋に圧倒され、一度に全員で入っちゃだめだよと言われる部屋は、確かに上を歩くと心もとない床。まぁ、そもそも一度に全員入れるようなスペースはその部屋にありませんでしたが。


帰りがけに、あと二階にも二部屋あるんだけどねと言われながら、今度は今日閉店する古本屋さんへ。
やはり、人がゆうにすれ違えるような古本屋さんてないのかもしれないなと思いながら、すでに重い鞄を抱えて棚を物色。その最中も、常連さんが次々にやってきて本の山に挑み続ける姿を目撃するのでした。


そんな古本三昧の休日だったのですが、戸越八幡神社一箱古本市やるんですよね!出たいです!行きますね!と、ニコニコと行く先々で声をかけて頂いたような気がします。
夏場の開催で不安気味な私たちに対し、なんて心強い言葉でしょうか!
今度は戸越八幡神社の一箱古本市で会いましょうと約束したようで嬉しかったです。


きっと、そうやって、知らないうちに会う約束をしているのが一箱古本市のような気もしてくるのでした。

(さ)

2019年の戸越八幡神社一箱古本市の開催日について

ゴールデンウィークの10連休が終わろうとしています!!

時代は平成から令和に変わりました。平成は私の生きた年数分でした。令和突入は30代の始まりか。

ゴールデンウィークの最終日は一箱古本市の実行委員会でした。時々打合せ場所としておじゃまさせて頂く「隣町珈琲」(荏原中延)さんにて。3人で野菜たっぷりのタイカレーを食べながら、ゴールデンウィークをいかにだらだらと過ごしたかを語り合い、適度な運動が必要だという結論にいたり・・・。

★そして、今年の一箱古本市は真夏の神社での開催となります。

開催日:2019年7月27日(土)14:00-18:00

※雨天の場合は8月3日(土)に延期します。

出店者募集については現在調整中のため、もう少々お待ちください。詳細は追ってこちらでもご案内します。

たくさんの人に来てほしいけど、暑さ対策は要注意です(>_<)💦

そして、蚊対策も・・・たくさん蚊取り線香を用意しておきます!

本日は先行して戸越界隈のご近所のお店に、一箱古本市のチラシを置かせていただきました。

戸越銀座商店街はくるたびに新しいお店がオープンしていたり、クローズしていたり、私は今は戸越にすんでいないのですが、こうして一箱古本市のミーティングで度々訪れることができ、来るたびに変化を楽しんでいます。

今日は戸越銀座商店街の雑貨屋さん「瀬尾商店」さんで、ミニホーローマグカップをゲット!(400円、安!)小さな付箋が溜まってるので、この中に整理してデスクに置きたいと思います。

それではまた。

(ま)

古本と餃子

こんにちは。

割と近くに住んでいながら戸越には一箱に参加するまで駅を降りたこともなかった私ですが、最近は割とよく通うようになりました。去年か一昨年か、一箱の打ち合わせで戸越の街を訪れた際、地元の北海道の餃子を売っているお店を発見したことが始まりです。

馴染みのない戸越の街でいきなり目に入った北海道の町名の看板に「?」となりつつ店を覗くと若い女性が一人で切り盛りされている様子でした。
お店では基本冷凍された餃子の販売をされているのですが、焼いてもらって持ち帰ることもできるようです。
何種類かの餃子があるのですが、どれもとてもおいしく一度食べると常に冷凍庫にストックしてしまいたくなる美味しさです。

それからは一箱の打ち合わせの帰りや、休日などに戸越の街へ立ち寄ることが増えました。神社で参拝した後、餃子を買って帰る。 自分にとって戸越は一箱古本市と餃子の街になりました。

今年の戸越八幡神社一箱古本市は7月27日土曜日です。
1回目と2回目は出店者として、昨年の3回目からは実行委員として戸越の一箱に関わるようになり、今年は4回目を迎えます。

初めての夏開催、あの心地よい木漏れ日の境内でお待ちしています。

(き)

4回目、4年目。変わったことと変わらないこと。

こんにちは。さくらです。


戸越八幡神社一箱古本市も、今年で4回目。
1回目は勢いだけでのりきって、2回目で手ごたえを感じて、3回目でかたちが見えたような気がして、4回目も安定したかたちでいけるかなと思っていたのですが、また新たな挑戦の回になりそうです!



4回目というのは4年目ということで。4年前とは変わったこともあるし、変わっていないこともあります。
4年もあれば高校も卒業してしまうわけですから、関係者の変化はやっぱり大きい。あのお兄さんの子は、初めて会った時はベビーカーに乗っていたのに、おしゃべりができるようになっているし、他にもいろいろ感慨深いもの。


戸越の街も変わっていっています。あのお店がなくなって、あのお店が新しくできて。久しぶりに歩くと、あれ?と思うことも。 戸越銀座の 駅も綺麗になりました。



でも、変わっていないものもあります。その一つが神社でしょうか。
参拝者が増えてますます賑わうようになりましたが、あの木立は変わらない。
あの大きな大きな木たちにとっては、4年なんてあっという間なんでしょう。
その変わらない大きな木たちの姿にほっとして、また、あの木立の下で一箱古本市ができるのが嬉しい。


4回目も、どうぞよろしくお願いします。